おせち無添加で主原料はすべて国産を使用の冷蔵、冷凍おせち
小さいお子さんがいる家庭や、近年では高血圧や脳卒中など塩分や糖分の摂りすぎによる健康不安などから、減塩、無添加志向を求める家庭が増えてきました。
おせち料理は元来保存食品だったので、日持ちさせるために加熱をはじめ、燻製、酢漬けなど工夫されてきました。
なかでも多用されてきたのが塩です。
しかし、減塩嗜好が定着してくると、保存技術として保存料、添加物など多岐にわたる保存技術が登場しました。
通販やデパート、スーパーなどで販売する、おせち料理は毎年増加傾向です。
数量がふえるほど年末に大量生産するにも限度あり、おのずと保存料、添加物を使用する傾向も増えてくるわけです。
そんな時代背景があるのですが、長年、無添加おせちの販売を実践している会社を紹介します。
冷蔵、冷凍おせちの両方の取り扱いがあります。
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無添加おせち:冷凍おせち
無添加おせち【大地を守る会】
大地を守る会は、創業以来45年間ずっと、食品添加物に頼らない無添加の“食づくり”を一貫して続けている会社です。
さらに「大地を守る会」のおせちは無添加だけでなく、100%国産原料が使用されています。
主原料だけではありません、使用されている食材のすべてが100%国産原料なのです。
■注目の厳選食材
- 国産天然鯛の姿焼き
- 徳島県で獲れた足赤海老のうま煮
- 国産牛のローストビーフ
- 瀬戸内産天然蛸の煮物
- 国産くるみ甘露煮
オイシックス
人工保存料無添加、人工甘味料無添加、中国産主原料不使用に加え、
第三者機関の食質監査委員会「学識経験者と消費者委員(主婦)の合計6名」が設けられ安全基準を制定し基準をクリアしたおせちのみを販売。
またすべての産地を確認し全ロット放射性物質検査を実施しています。
板前魂
板前魂が販売している全商品が「無添加おせち」です。
合成着色料完全無添加、保存料(ソルビン酸)無添加、
中国産主原料不使用、原料・アレルギーを全て明記
さらに「板前魂」では表面放射線測定器を常備し放射能検査を実施しています。
無添加おせち:生おせち(冷蔵おせち)
匠本舗
通信販売おせち料理の最大手です。
料亭岩本などの生おせちを独占販売しています。
匠本舗で販売している生おせちは全て、
人工保存料無添加、人工甘味料無添加、合成着色料無添加です。
中国産主原料も一切使われていません。
無添加おせちの日持ち日数
現在では技術の進歩により減塩、低糖でも保存料無添加で日持ちすることができるようになりました。
無添加おせちのほとんどは冷凍おせちですが、日持ち日数は解凍してから冷蔵保存で2日間です。
冷凍のままであれば1ヶ月は保存することができます。
注意しなくてはいけないのは、カビや菌の増殖を抑制する保存料が入っていないので、解凍した後は速やかに食べきることです。
もし、残した場合は冷蔵保存にして賞味期限内に食べる様にしてください。
無添加おせちって何が無添加?
無添加の表示は、意外ですが行政では定められていないので、何が入っていなければ無添加という明確なルールはありません。
食品添加物の表示方法は法令によって定められていますが、無添加に関しては何が無添加なのかを商品説明から確認する必要があります。
冷凍おせちと生おせち(冷蔵おせち)のメリット・」デメリット
メリット
冷凍おせち
長期間の保存が可能(臭味期限が長い)
薄味での提供が可能
盛り付けが不要
生おせち
風味がくできたてを味わうことができる。
デメリット
冷凍おせち
食材にもよるが少し風味が落ちる場合もある
とはいえ、冷凍の技術が進歩したことで食味の劣化は、ほとんど無くなったといっていいでしょう。
生おせち
賞味期限が短い
冷凍おせちと生おせち、どちらが良い?
最近は、冷凍技術の進歩により冷凍おせちと生おせちの味の差はほとんど無くなってきました。
ただし、ここで紹介した会社は問題はないのですが、冷凍でも急速冷凍ではなく緩慢冷凍だったり、生おせちでも無添加だが保存のために味が濃かったり、塩が多めに使われたりする事もあるので、
通販で無添加おせちを購入する時には、長年の実績がありリピート客が付いているところを選ぶのがベストです。