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お正月の始めに食べるおせち料理は、
やはり美味しく安心に食べたいものです。
自宅で調理するのならともかく、通信販売や、
専門店から購入する場合、
冷蔵おせち(生おせち)と冷凍おせちがありますが、
どちらが美味しく安心に召し上がる事が出来るのでしょうか?
おせちは元々、保存のきく食材で作られていました。
それは、お正月に煮炊きをして
「神様をお迎えするのに台所を騒がしてはいけない」という配慮があったからだと言われています。
そういう理由から、食材はいたみにくいものが多いのですが、
最近のおせちの豪華な食材の中には、美味しいですがいかにも足が早いという食材も入っています。
そういうことも関係しているのか、最近は冷凍おせちが主流になっているようです。
楽天市場のおせち展示会では、販売されるおせち商品の上位人気おせちは冷凍おせちだと発表されています。
冷凍すると味が落ちると思われていたのが、最近の技術の進歩でその心配もなくなったことが大きな要因のようです。
とはいえ、冷蔵おせち(生おせち)と冷凍おせちのどちらが良いか比較してみました。
作りたての「生」のおせち料理を冷蔵便で届けてくれます。
おせちは食品ですから、出来上がったその瞬間から、商品の劣化が始まります。
配送に時間がかかると、食品の劣化が進むので、
お住まいからあまり遠方の地域の冷蔵おせちはお薦めできません。
当然、製造・販売側でも十分品質管理には注意が払われています。
配送に時間がかかり商品の劣化が心配な場合は、冷蔵おせちの注文は受けられないことになっているので、
配送が可能であれ逆に安心だという保証にもなります。
作りたてのおせちを急速冷凍して届けます。
冷凍おせちは、鮮度の劣化の心配はないですが、解凍すると水っぽくなるというイメージがありますが、
最近は冷凍技術が進歩し、解凍方法さえ間違わなければ作りたての味を味わうことができます。
会社、おせちの食品内容により、解凍方法や、解凍時間は違いますので、
製品と一緒に届く解凍方法の説明書を良く見て解凍に失敗することがないようにしましょう。
冷凍おせち、冷蔵おせち(生おせち)を選ぶ判断は冷蔵庫のスペースや配達時期を含めて考えることが必要ですね。
たとえば、年末にスキーや海外旅行で過ごし正月に帰ってくる場合は、冷凍で早めに受け取っておいて冷凍庫に保管しておく必要があります。
逆に、何処にも出かけはしないのだけれど、だから日常の食材で冷蔵庫がいっぱいの場合は生おせち(冷蔵おせち)が良いということになります。
以上が、冷蔵おせち(生おせち)と冷凍おせちのメリット、デメリットの比較ですが、
冷蔵おせちだからと、保存料や添加物が使われていたり、
冷凍でも高度な急速冷凍機が備えられていなかったりするのでは、お話になりません。
信頼のできない業者から購入するとそんなこともあるので注意してください。
おせち通販業者の冷凍おせちが解凍しても美味しい理由は、おせちを冷凍するのに30以内という『急速凍結』という技術があるからです。
家庭用の冷凍庫、あるいは昔の業務用の冷凍庫は「緩慢凍結」といって、
食品が凍る−1℃〜−5℃になるのに2時間ぐらいかかっていました。
これだと食品に7〜8割占める水分の体積が膨張し食品の細胞を破壊してしまうのです。
細胞が破壊されることで、旨味成分が流れ出し、味も劣化します。
解凍したときにはドリップ(水)もでます。
しかし、「急速凍結」では凍結までの時間が短いため食品内の水分が小さいまま氷の結晶になるので細胞を破壊することがありません。
そのため、風味も栄養も損なわれることがないのです。
まず、「こんにゃく、かまぼこ、たけのこ、れんこん」などは冷凍に向かないので冷凍することは控えましょう。
他の食材では次のようなポイントを抑えることで冷凍スピードが速くなるので食品の劣化を防ぐことができます。
1.冷凍庫のスペースを空けておく。
冷凍庫に食品がたくさん詰まっている状態だと冷気が循環しないので冷えにくいです。
2.調理したおせち食材は粗熱をとった後、冷蔵庫で完全に冷やしておく。
3.食品にラップを巻くときは、食品とラップの間の空気を追い出し、隙間ができないようにする。
4.ラップを巻いた食材はさらにタッパーかジッパー付き密閉容器に入れておく。
5.ジッパー付き袋に入れる場合は、端にストローを差し込んでおいて、ジッパーを締め切る最後に空気を完全に吸い出しておく。
6.食材はなるべく薄く平らにして冷凍庫内の冷気に触れる面積を大きくする。
7.金属トレーを用意して食材をその上にのせることで熱伝導を高める。
これで上手く冷凍できたら、解凍は冷凍おせちと同じで冷蔵庫内でじっくりと解凍します。
この冷凍方法はおせち食材以外でも使えるので、料理を作りすぎた時などに活用してみて下さい。