夏おせちとは、夏に食べるおせち?!
おせちは、お正月に食べるものと思っていませんか?
実は、最近は夏にも「夏おせち」といって、お盆など、家族が集まる時に食べる習慣があるんです。
考えてみれば、冬に冷たいおせちを食べるよりも、夏に冷えたおせちを食べた方が美味しそうですよね。
といっても、まだまだごく一部ですが。
夏おせちの歴史
夏おせちは、自然に生まれたものではなく、節分の日の「のり巻き」、
バレンタインデーのチョコレートのように、業界が一大イベントとして育てようと普及に力を入れている行事です。
「夏おせち」の最初の仕掛け人は、2012年に兵庫県加西市にある食品会社「本陣」が「夏おせち(生)」として、
販売を始めたのが始まりだと言われています。
この時は、お客からお盆で来客が増えるので、夏にも豪華なおせちのような料理を作って欲しいと頼まれたそうです。
しかし、本陣が夏おせちを販売する1年前の2011年にセブンイレブンが夏おせちを出しているので、
正確にはセブンイレブンが最初の仕掛け人といえるでしょう。
(今は販売していません)
次には京都の佃煮・惣菜の老舗である野村佃煮「京のむら」が2013年に「夏おせち」を販売しています。
2016年6月には、イオンが「夏おせち」のお披露目会を開き販売を始めています。
イオンでは夏おせちを「NATSU O SECHI」という名称で広げようとしていました。
(今は販売していません)
2017年には、東京・台東区の百貨店にも「夏おせち」が登場しました。
しかし、残念ながら業者の狙い通り「夏おせち」が浸透することなく、2021年は、京都府 京丹波町のふるさと納税企画「夏おせち」1品だけでした。
2022年の今年は、昨年よりも品数が増えました。
今年は次の5種類が「楽天市場」から販売されています。
- 京都府亀岡市【ふるさと納税】:162,000円
- 宮城県白石市【ふるさと納税】: 80,000円
- 埼玉県三芳町【ふるさと納税】: 30,000円
- 京佃煮野村:5,400円
- 日清ハム:13,800円
阪急百貨店 夏おせち?
しかし、この写真をご覧ください。
まるで「おせち」ですよね?
実はお弁当なんです。
これは関西圏の人に限られてしまうのですが、阪急百貨店が、料亭・名店のお弁当を配達してくれるサービスがあるのです。
取扱いの名店は、
- 京料理「たん熊北店」
- 京料理「美濃吉」
- 東京・日本料理「なだ万厨房」
- 懐石料理「徳」
- 京都・天ぷら「八坂圓堂」
- イタリアン「クッチーナ カサイ」
など、どこも「おせち」でもお馴染みの名店ばかりです。
これらお店以外にも、阪神百貨店のデパ地下に出店しているお店のお弁当を配達してもらえます。
1,000円未満のお弁当から1万円を超えるお弁当まで幅広く取り扱っています。
これなら「夏おせち」として十分に通用すると思うのですが、どうでしょうか?
阪急FOODの特集画面から、注目の宅配サービス「阪急のお弁当宅配」をクリックしてください。
夏おせちはオードブル?
「夏おせち」は、どちらかというと「おせち料理」というより「洋風おせち」に近い印象があります。
冬のおせちと差別化するためもあるのでしょうが、和風の煮しめなどを外したりしていました。
ということは、オードブルに近いんですよね。
毎年、お盆の期間にはオードブルの販売数が増えるのですが、
それならわざわざ「夏おせち」でなくても「オードブル」でいいんじゃない?という感じですね。
「夏おせち」の取り扱いは今年は期待できないことから、今年は「夏おせち」ではなく「オードブル」を注文しましょう。
毎年お盆には、有名百貨店や、大手スーパーなどが「オードブル」を取り扱うのでそれで十分??
有名百貨店のホームページを掲載しておきますが、「おせち特集」が開く場合があります。
その時は「オードブル」で検索して下さいね。
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