おせち料理 関西と関東の違い

おせち料理 関西と関東の違い

おせち料理は、お正月の縁起物の料理で、全国どこでも同じ内容だと思われますが、関西のおせち料理と関東のおせち料理とでは違いがあるんです。

 

知っていました?

 

おせち料理のお重は三段重や四段重が基本です。
その中でも「祝い肴三種」が入る一の重が最も重要です。

 

日本国内、地域や各家庭によって料理は異なったりするのですが、この「祝い肴三種」だけは全国共通しているのです。

 

が・・・。
関東と関西の違いは、この「祝い肴三種」が違うのです。

 

一般には、「祝い肴三種」は、数の子、黒豆、田作り(ごまめ)と言われていますが、関西では田作り(ごまめ)ではなく、”たたきごぼう”なんです。

 

おせち料理に使われる食材は、それぞれに由来や意味を持っています。
当然、田作り(ごまめ)と、たたきごぼうも由来や意味があります。

 

◆たたきごぼう
たたきごぼうには、さすが関西という感じで欲張り過ぎるぐらいの願いが込められています。

 

1つ目は、たたきごぼうは、細く長い根が地中深く入り込むことから「家がしっかり根付いて安定する」と言われています。

 

2つ目は、たたきごぼうは古くから薬としても重宝されていたことから、無病息災の意味を持っています。

 

3つ目は、たたきごぼうは、柔らかく煮た後にたたいて開くことから「開運」の縁起も込められているんです。

 

さすが関西!って感じですね。

 

◆田作り(ごまめ)
田作りは地域によっては、”ごまめ”とも呼ばれています。

 

田作りは、イワシの稚魚を甘辛く煮込んだ食材です。
昔から、イワシを田んぼの肥料として使っていたら、お米が大豊作だったことから、豊作祈願の願が込められています。

 

ごまめの呼び名もお米が豊作で五万俵も収穫があったことから「五万米」の文字から「ごまめ」と呼ばれるようになったと言われています。

 

また、イワシを煮る時に、シワができるまで、しっかり煮込むことから、「しわができるまで長生きできる」という長寿の願いも込められています。

 

 

他には、お正月の魚が関西ではブリなのに対して関東では新巻き鮭が用意されます。
また、関西では「睨み鯛」と呼ばれる鯛の塩焼きを元旦に飾る風習もあります。

 

もう一つ伝統的な関西のおせち料理には棒だらが使われます。
棒ダラは、タラの内臓を取り除いて2枚におろし、2〜3か月干し上げて作られます。

 

タラはお腹が膨らんでいることから、「たらふく食べられる」として関西のおせち料理には欠かせません。

 

しかし、調理に手間がかかることから年々調理する人が減ってきているようです。

 

大阪市中央卸売市場で11月初旬に年に一度だけ棒だらの競りが行われます。

 

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